今さらちがいがあることを知る
私が行った化学療法のメニューは
FEC(100) 4クール
タキソテール+ハーセプチン 4クール
ハーセプチン単独 14回
という、まぁ標準治療の王道的なメニュー。
アンスラサイクリン系薬剤を中心とした多剤併用療法と、タキサン系薬剤と分子標的薬。
全て静脈点滴で行われた。 ほんっとお金かかったわ(-公-;)
FECに似た名前のメニューでEC、CEFがある。
Fがあるかないかだけのちがいじゃないのーとか
薬の呼び方のちがいだけじゃないのーとか
テキトーに解釈していました。
しかし、改めて見てみると
そこには明確なレジメンの違いというものがあったのであった( ゜д゜)
詳細はガイドライン参照。
FECとECとCEFの要ともいうべき「E」は
一般名 エピルビシン(商品名:ファルモルビシン)で同じである。
ECとFECは投与量が、60~100mg(体表面積あたり)。
CEFは、60mgという違いがある。
FEC100という私がやったメニューはエピルビシン100mg。
さらに異なるのは、C(シクロホスファミド、商品名:エンドキサン)の投与量。
FECでは500mg、ECでは600mg。CEFでは75mg。
投与方法もガイドラインでは、CEFのCは内服とある。へー、そうなんだ。
全く知らなんだよ。
ちなみにTCは、乳がん領域ではタキサン系とシクロホスファミドですが
卵巣がん領域では、TC(TJ)はタキサン系とカルボプラチンです。
同じ呼び方でも実は薬剤が違うの。
(日経メディカル 乳がん百科より)
毛を抜いたやつの正体を
改めて勉強し直してみたのであった。
ただそれだけ。
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